【幼稚園のお弁当】夏場のデザートはドライフルーツがいい!

幼稚園で週に1~2回はあるお弁当の日。

そこで、梅雨や夏の暑い日に気になるのが「食材の痛み」ではないでしょうか。
室温が20℃を超すと、菌が活発に増殖し始めると言われています。

お弁当のデザートに果物入れたら、悪くならないかな…

そんな心配ありませんか?

 

そのお悩み、ドライフルーツで解決できます。
なぜなら、菌が繁殖するには水分が不可欠だから。

詳しくお伝えしますね。
きっとこの夏は、お弁当のデザートに悩むことがなくなるはず。

ドライフルーツがおすすめな理由

・傷みにくい
・汁もれしない
・つかみやすい&手が汚れにくい
・栄養価が高い
それぞれ見てきましょう。

痛みにくい

ドライフルーツの水分含有率は20%以下と言われており、菌が繁殖しにくい構造になっています。

そもそも、食材が痛む原因は何なのでしょうか?

その理由は、細菌やカビの繁殖です。
そして、その繁殖に欠かせないのが

  • 温度
  • 水分
  • 酸素

この3つになります。

そのため、これらの要素をできるだけ取り除き、繁殖させない環境を作れば、食品の変質を遅らせることができるのです。

ドライフルーツは、長時間乾燥させることによって、紀元前より保存食として利用されていました。
まさに適した食材と言えるでしょう。

汁もれしない

前に触れた通り、水分が少ないドライフルーツは容器から汁もれする心配がありません。

幼稚園児って、お弁当が入ったカバンやお弁当袋を上に下に構わず、振り回したりしませんか?
お弁当は気にすることなく、逆さまに置いたり…

そんなとき、

果物を入れていた容器が汁もれしている…

ということが、我が家では多発していました。

特に缶詰のパインやみかんは危険性大です。
他のお弁当箱やランチマットもべたべたに汚れ、被害も拡大します。

対応としては、

  • 容器にサランラップを被せてから蓋をする
  • 容器にポリ袋に入れる

ということをしていました。

しかし、ドライフルーツはそんな手間もいりません。
朝のちょっとした時間の節約にもなります。

つかみやすい&手が汚れにくい

手づかみしやすく、かつお洋服や手が汚れにくいのもうれしいところ。
幼稚園の先生の負担も減らせます。

ピックやフォークいらずなので、遠足などのお弁当にも最適です。

栄養価が高い

なんといっても、ドライフルーツの最大の魅力はその栄養価。

普段捨ててしまう皮や種も丸ごと乾燥させるので、栄養が凝縮されて効率的に栄養補給ができます。

また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれているので、普段便秘でお悩みのお子様にも向いているのではないでしょうか。

おすすめのドライフルーツの種類

夏場のお弁当におすすめで、幼稚園児が好みやすいのは、次の4つです。

パイナップル
マンゴー
バナナチップス
レーズン

パイナップル

製法によって、いろんな食感が味わえるドライパイナップル。

砂糖漬けにしたあと乾燥させる砂糖漬け製法では、しっとりして柔らかい食感を楽しめます。
カロリーは高めなので、食べすぎには注意しましょう。

自然乾燥法では、うすくスライスされておりパリッとした食感が人気です。

どちらも、クエン酸が含まれており、幼稚園での午前活動の疲れをとってくれる効果も期待できます。

マンゴー

ドライフルーツのなかでも、人気の高いドライマンゴー。

しっかり甘味を感じられます。
また食感はソフトですが、食べ応えがあるので、自然とよく噛むようになります。

熱風乾燥や砂糖漬け製法が多いですが、近年の人気ぶりから自宅でドライマンゴーを天日干しや食洗器で手作りする人も。

スティック型に切ってあげると、食べやすくなります。

バナナチップス

おやつ感覚でポリポリ止まらなくなる、バナナチップス。
こちらも自宅で手作り可能です。

バナナチップスには3つの製法があり、

  • 油で揚げる
  • ローストする
  • トーストする

になります。

一般的なバナナチップスは、油で揚げて砂糖をまぶしたものです。
カリカリ食感で、果物というよりはお菓子に近い感覚。
カロリーも、他の製法と比べると高めです。

油による酸化に抵抗があれば、ロースト法がおすすめ。
ローストする過程で余分な油が落ちるのでヘルシーです。
甘味も強く感じられます。

トースト法は、油で揚げたあとトーストする方法です。
ローストよりもさらにカロリーダウンしてます。
また、輪切りではなく縦に切られているのが多いのも特徴。
バナナ本来の香りや甘味が楽しめます。

栄養価は主に、糖質です。
午後からの活動に向けて、エネルギーチャージができます。

また食物繊維も多く含まれているので、便秘予防にも効果的です。

レーズン

ドライフルーツの王様といってもいい、レーズン。

甘味がしっかりしてて食べやすいので、幼稚園児のお弁当には最適です。
レーズンに含まれる糖は、すぐにエネルギーに置換されるので、午後の活動に向けてもピッタリですね。

レーズンは、オイルコーティングされているものが多いので、ノンオイルのものを選ぶと、ベタベタせずにお子様ウケも◎

ドライフルーツを選ぶときに確認したいこと

購入時は、裏面に記載されている原料を確認しましょう。
添加物が多く使われていたり、漂白剤は使われていたりすることもあるからです。

ドライフルーツによく使用されている添加物は、亜硫酸塩です。
酸化防止や防腐剤として使われています。
また発色をよくし、見た目を綺麗に保つ目的も。

亜硫酸塩による体の影響は、頭痛やアレルギー、喘息が指摘されています。
できるだけ、無添加のものを選びたいですね。

また、ドライフルーツもあくまで果物。
アレルギー症状が出現する可能性は、生にしてもドライにしても同様です。
幼稚園のお弁当として持参する前に、自宅で必ず摂取して、問題ないことを確認しましょう。

夏のお弁当にはドライフルーツが正解!

楽しい夏に、傷んだ食材を食べたことで体調を崩さないよう、賢くおいしくお弁当を持たせてあげたいですよね。

普段から何種類かストックしておけば、「なんにも果物がない!」なんてときも安心です。
今はいろんな種類のミックス袋もあるので、お子様の好みに合わせて選んでみてくださいね。

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