幼児からのなわとび遊びの勧め、おすすめの縄跳びもご紹介します

突然ですが、お家になわとびってありますか?

なわとびといえば、前飛び・後ろ飛び、バッテン飛びに二重飛びと主に幼稚園年長さんくらいから楽しめるようなイメージがあるでしょうか。

しかし走ったりジャンプしたりなど、歩行にバリエーションが増えてくる2歳前後からなわとびを用いた遊びを行うことができます。

小学生になると体育の授業でもなわとびが取り入れられ、
幼少期より「なわとびって楽しい!」というイメージがあると、前向きに取り組めそうですよね。

単体でも色々な遊びができますし、家にあるものと掛け合わせることで、さまざまな遊びが生まれます。

この記事ではそんななわとびを用いた我が家の遊びをご紹介致します。

遊び方

なわとび電車

家のなかで電車ごっこも行先に限りがあるのですが・・

それでも我が家では子ども3人、たまにママも入ってやっていました。

「次は寝る部屋~、降りる方はお知らせくださーい」
「次はトイレー、御用の方はいませんかー」
「次は終点、終点、みんな降りてくださーい」

こんなアナウンスを付けると盛り上がります。

また安西 水丸さんの

「がたん ごとん がたん ごとん」

赤ちゃん絵本として読み聞かせしているご家庭も多いのではないでしょうか。
この絵本の真似をして遊ぶこともありました。

運送屋さん

穴を空けた段ボールや収納箱、買い物かごなどになわとびを結んで、ぬいぐるみやおもちゃを家中あちこち引っ張りながら運びまくっていました。

時には植木鉢を載せているキャスターに箱を載せて、子ども同士で運び合っていました。
キャスターがあると子どもの力でも楽に移動ができます。
よく買い物かごに2人で入って遊んでいました。

なわとびトンネル

椅子の背もたれや家具を利用し、子どもの背丈より少し低めになわとびを固定します。
もう片方を持って、子どもがなわとびの下をくぐります。

takamo-mo
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なわとびにぶつからない!がルールだよ~

そしてだんだんとなわとびの高さを低くしていきます。
なわとびが斜めでも構いません。
すると子どもたちはどうやったらなわとびにぶつからないでくぐれるか考えるでしょう。
この時にしゃがんだり、這ったりする運動にもつながります。

のれん

なわとびに大判のハンカチやスカーフ、シルク布などを複数並べて結びます。

ねんねの赤ちゃんにはベビージムのように使うのもよし。
ハイハイの赤ちゃんにはくぐり門のように。
お店屋さんごっこにも、
女の子なら腰に巻いてドレスにもなります。
我が家では洗濯物を干すごっこも人気でした。

 

ニョロニョロへび

椅子や家具の足になわとびを結んで、ニョロニョロさせていました。

takamo-mo
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へびふんだら食べられるぞ~って言いながら、子どもたちはキャッキャ飛んでました。

横揺れだけではなく、縦揺れも楽しいです。

走り高跳び

前述したなわとびトンネルの逆なんですが・・

だんだんと高くしていって、なわとびにつまづいたらアウトーってやつですね。
だいぶ高くなってくると、子どもたちもけっこう後ろのほうから助走つけてくるので、後ろのスペース使います。

なわとび回してジャンプ

なわとびを半分に折って、真ん中で一度結びます。
これを持ってひたすらブンブンと床に沿って回します。
それに合わせて子どもたちもジャンプします。

小さいときはタイミング合わせるのが、難しいのでゆっくり回してあげるといいですね。
小学生になると高速のリクエストがくるので回すほうも大変ですが、子どもたちの体力消耗にはとてもうってつけです。
汗だくになりながら飛んでます。

なわとび歩き

なわとびを床に伸ばして置いて、その上に沿って歩く遊びです。
最初は直線、慣れてきたらカーブにしても楽しいです。
大縄跳びで遊ぶと色んなコースが作れます。

また大縄跳びをまっすぐ床の上に置いきます。
なわとびの両端から2人それぞれ沿って歩いて出会いがしらにジャンケン、負けたら戻る、勝ったら進むというゲームもうちでは盛り上がります。

なわとびがよくずれるので、ガムテームで所々固定しています。

室内遊具との掛け合わせ

室内滑り台の手すりに結んで固定し、下からなわとびを掴んで登る遊びをしています。
公園にある昇降ロープ遊具にようなイメージです。

また鉄棒との組み合わせも。

写真にように横に固定し、乗っかってバランスを取ったりして遊んでいます。

絵本との掛け合わせ

長年のベストセラーである、長谷川摂子さんの
「めっきらもっきら どおん どん」

このお話のなかになわとび名人がいて、主人公の男の子と一緒に135回飛ぶページがあります。

読むと必ずといっていいほど、みんななわとび始めます。

注意点

当然のことながら、よく転びます。
そのため長いスカートや裾の長すぎるズボンはケガにつながるので、服装には注意しましょう。

また周りに危険なものはないか、テレビなどの家電や写真立て、観葉植物など当たって壊れたりするものはないか確認をお願いします。

綱引きの選び方

お勧めは綿でできたロープタイプのなわとびです。

プラスチックのなわとびは細くて軽いので、子どもの遊びには不向きです。
細いと切れやすいため、上記の遊びをしたときに途中で切れてしまいケガにつながる可能性があります。

また大人の手で回し子どもが飛ぶとき、なわとびが軽いので回しづらく床にしっかり付かないことがあります。
すると子どもの足がひっかかり、転倒や打撲することもあります。

そしてプラスチックの特性上、からまって解きづらいです。
子どもが丸まっているなわとびを解こうとしても、なかなか解けない・・・キーッ!とイライラスイッチが入ってしまうかもしれません。

その点、ロープなわとびは解きやすく子どもにとっても扱いやすいです。
我が家のは直径2.5㎝くらいはあるので、切れることもありませんし、子どもの手にもしっかりフィット。

程よく重みもあるので、回しやすく足もひっかかりにくくなっています。

ただプラスチックと違って、長さ調節ができないものもあります。

子ども用のロープ縄跳びは大体2.5m前後のものが多く、なわとびを使って遊ぶにはちょうどよい長さではあります。
しかし自分で回して飛ぶのには長すぎます。

なわとびの長さの調整法

身長で調整:身長プラス55㎝の長さに調整する。持ち手は含みません。
or
体格で調整:なわとびの両端を持ち、真ん中を足で踏む。肘の角度が90度になる高さを目安に調整する。

そのため、遊び用と飛ぶ練習用に分けて使ってもいいかもしれません。

まとめ

1000円前後で2歳から小学生まで遊べるなわとびは、コスパがよく、エコで地球に優しい遊びです。

ロープタイプならお下がりでも十分遊べます。
お片付けも簡単!
いいことづくめ!

また近年子どもの運動能力の低下が問題視されており、乳幼児期の運動の重要性が見直されています。

ご紹介した遊びのなかには、子どもの発達に必要と言われている動作の「走る」「跳ねる」「跳ぶ」「登る」「這う」「引く」が取り入れられています。

幼少期からなわとびに親しみを持ち、「なわとびって楽しい」と体を動かす楽しさを家族でたくさん味わうことが心や体の基礎づくりにつながっていくのではないでしょうか。

ぜひお家の遊びになわとびを取り入れてみてください。

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